現状の課題・背景

災害時の対応でためされる危機管理能力

​　昨今、全国各地で発生している大規模災害。ここ沖縄も南海トラフ地震、台風、津波、土砂災害などの災害リスクを抱えています。大きな災害だけでなく、火災(誤報含む)や救急事案発生時の対応が、ゲストのSNSの投稿により、良くも悪く評価される時代です。災害対応はもちろん、事前の予防・対策・計画もについても防火管理者の責任が問われます。重大な責務がを担っている防火・防災管理者ですが、行政側からは、指摘(立入検査等)のみで、具体的なアドバイスを受けれないのが現状ではないでしょうか？

　また、能登半島地震発生後、被災地や近隣のホテルには「一時避難所としての活用」「被災者の受入れと支援」「復興支援と地域経済への貢献」等、重要な役割を求められました。

　国・県、利用者(ゲスト)からもホテルに対し、適切かつ早急な防災対策を求められているのが現状です。